生まれて間もない赤ちゃんは、免疫力が弱く、風邪をひいたり、しっしんやあせも、じんましんができやすく、体のあらゆるところに発生します。赤ちゃんのじんましんは、突然皮膚が赤く盛り上がります。皮膚の発疹は、短時間で症状が出て、かゆみ、ときには痛みをともなうこともあります。
ほとんど、数時間で消えますが、赤ちゃんは、口の中によくできものができやすく、くちびるやのどの奥にできることがあります。これは、食べ物によるアレルギー反応としてよくあらわれる症状です。とくに、離乳食の時期などによく見られます。口内炎のように口の中が痛くなることもあります。
アレルギー症状がひどくなると、皮膚の疾患だけでなく、のどのはれ・のどの炎症・のどの痛み・せき・声のかすれなどの症状が出るこがあります。のどがゼーゼー・ヒューヒューした場合は、呼吸困難になる恐れもあるので、十分な注意が必要です。アレルギー症状がのどや気管支にまで及ぶ場合があります。顔が突然真っ赤になって、血圧が急降下して、一時的にショック状態に陥ることもあります。すみやかに耳鼻咽喉科や呼吸器関係の専門医の診察を受ける必要があります。
じんましんの治療薬には、塗り薬が処方されますが、食事が原因でこのような症状が引き起こされることもあるので、原因をすみやかに特定するためにも、毎日の食事はきちんとメモをとって記録に残しておくといいでしょう。
赤ちゃんのじんましんやアトピーが増えています。お母さんがアトピー性皮膚炎やアレルギー性の症状にかかったことがある場合、またふだんあまり症状が出なくても、その体質を持っている場合は、赤ちゃんにもその体質が遺伝している場合があります。親子ともども体質改善を根気強く行い、アレルギー症状の原因となる食材を見極めて極力摂らないようにすることは大切ですが、環境的な要因も絡んでいることが多く、室内の掃除には十分な配慮が必要です。
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